肌のハリは“年齢だけ”が原因じゃなかった。40代のハリ不足に隠れている3つの理由

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肌がキレイな女性

40代に入ったあたりから、ふと気になる「なんだか肌のハリが落ちてきた気がする。」とか「疲れて見える日が増えた。」そう感じる人は少なくありません。

しかし、肌のハリ低下は“年齢のせい”だけで起こるわけではありません。

実は、40代以降の体の内側でゆるやかに変化している “3つのポイント” が関係しています。

今日は、その原因と今日からできる整え方をまとめました。

目次

肌のハリ低下は“ホルモンの揺れ”だけじゃない

40代は女性ホルモン(エストロゲン)の低下が話題になります。しかし、ハリ不足は ホルモン以外の要因 も大きく関わっています。

コラーゲンを支える材料が不足している

40代の肌は、若い頃のように「夜のあいだに勝手に回復」しません。
その理由は、コラーゲン・エラスチンを作り出す“材料”が不足しやすくなるから。

  • たんぱく質不足
     → 肌の土台になる材料が足りず、弾力が落ちやすい。
  • 代謝低下
     → 古い細胞が残り、肌の“元気さ”が出にくい。
  • 糖質の摂りすぎ
     → 糖とタンパクが結びつき「AGEs(糖化)」が発生し、シワ・たるみの進行スピードが早まる。

40代で急に老けた気がする…という声が増えるのは、この“材料不足の積み重ね”が一気に表面化するからです。

血流が低下して栄養が届きにくい

40代の代表的な悩みである・肩こり・冷え・むくみ。これらはすべて 血流の低下=巡りの低下 と深く関係します。

そして、血流が落ちると、肌に必要な 酸素やビタミン、アミノ酸が届かない

その結果、

  • 肌がしぼんだように見える
  • トーンが冴えない
  • 夕方に疲れ顔になる

など、“表情の疲れ”として現れます。

巡りの改善は、スキンケアと同時に取り組むべき40代の最重要ポイントです。

ストレスで“ハリのスイッチ”がオフになる

ストレスが続くと分泌される「コルチゾール」。これは肌にとって“ハリを奪うホルモン”です。

  • コラーゲンの産生が低下
  • 皮膚の回復スピードが遅くなる
  • 肌が硬くなり、表情が疲れて見える

さらに、ストレスで血行が落ちることで目元・口元の小じわも目立ちやすくなります。

そのため、40代以降の肌のハリには、化粧品だけでなく 自律神経やホルモンのケア が欠かせません。

腸の乱れが“肌のハリ”に直結する

腸は「第二の脳」と言われるほど、全身に影響を与えます。
そして、40代以降は腸内環境が揺らぎやすく、肌のハリも “腸次第” で変わります。

腸にいい習慣を続けると、発酵食品や植物由来エキスの力を素直に吸収しやすくなり、肌にも変化が出やすくなります。

腸内環境が乱れると栄養吸収が落ちる

腸が疲れてくると、どれだけ良い食事をしても「吸収される栄養の量」が減ります。

そして、40代になると

  • 胃腸の消化力が低下。
  • 加齢で腸の動きが鈍くなる。
  • 食事時間が不規則で負担が増える。

こうした理由で 腸のパフォーマンスが下がる 傾向があります。

その結果、
・たんぱく質がうまく吸収されず肌の土台が弱る
・ビタミン・ミネラル不足で弾力が作れない

つまり、“腸が元気じゃない=ハリが作れない”この関係はかなり強いです。

悪玉菌の増加 → 炎症 → たるみにつながる

腸内で悪玉菌が増えると、体の中に微細な炎症が起こり、それが肌にも波及します。

とくに影響が出るのが線維芽細胞(肌のハリを作る細胞)です。

また、腸の炎症は線維芽細胞の働きを弱らせ、

  • コラーゲンの合成力が落ちる
  • 肌の引き締め力が低下
  • たるみやハリ不足が目立つ

こうした変化を引き起こします。

肌に使う化粧品だけでは改善しにくい理由が腸からの炎症” が根っこにあるためです。

腸とメンタルの関係 → 表情が疲れて見える

腸と脳は「腸脳相関」と呼ばれ、腸の状態は気分に直結します。

そして、腸が乱れると—

  • なんとなく気分が沈む
  • やる気が出ない
  • イライラが増える

この状態になると、表情筋が使われにくくなります。

そして、口角が下がる → 顔が疲れて見える → たるみが進むという悪循環が起こります。

そのため、肌にハリが出ないのは「肌の問題」ではなく、“腸 × メンタル” のダブルパンチ ということもよくあります。

腸内環境が整うと、発酵由来の酵素・植物エキス・乳酸菌の働きが最大限に活かされ、肌のハリや透明感として現れやすくなります。

関連記事:ゆらぎ世代を支える「発酵と桜」の力に気づいたとき

ライフスタイルの“わずかな乱れ”がハリ不足を招く

栄養素材

40代は、ほんの少しの生活習慣の差が肌にダイレクトに出る年代です。

睡眠が浅い日が続く

肌の修復を担う「成長ホルモン」は、睡眠の最初の90分で最も多く分泌されます。

でも、40代になると—

  • 寝つきが悪い
  • 睡眠の途中で目が覚める
  • スマホの光でホルモンが乱れる

その結果、肌の修復が追いつかない → ハリ不足 → くすみやすいという変化が起こります。

※睡眠は“夜の美容液”と言われるほど肌に直結します。

水分不足で肌にツヤが出ない

40代は喉の渇きを感じにくくなるため、慢性的に脱水気味になりやすいです。

そして、水分が足りないと—

  • 血液がドロドロ
  • 肌の水分量が低下
  • 肌ツヤがなくなる
  • ターンオーバーが滞る

特に午前中の肌のしぼみ感を訴える人は“脱水が原因” のことが多いです。

▶水分の目安:体重 × 30ml(1日量)例:50kgなら1500ml。

栄養の偏り(たんぱく質不足・糖質過多)

40代の肌は「食べたものの質」が即座に反映されます。

たんぱく質不足 → 肌の土台が弱りハリが出ない。

糖質過多 → コラーゲンが糖化し “黄ぐすみ” が進む

そして、糖化はシワ・たるみの加速要因でもあります。

  • 魚・卵・豆類を意識して摂取する
  • 甘いものは“午後〜夕方”にずらす
  • 白米→雑穀米にする

こうした小さな工夫でハリが戻りやすくなります。

40代に入ってから、“外側のケアだけでは追いつかない” と感じた人こそ、内側のめぐりを整える視点を持つとお肌の変化が早いです。

まとめ

肌のハリ不足は、「年齢だから仕方ない」ではありません。

  • コラーゲンの材料不足
  • 血流の停滞
  • 腸内環境の揺らぎ
  • 睡眠・食事・ストレスの重なり

これらの小さな積み重ねで40代の肌は一気に変わります。

でも、逆に言えば 整えていけば確実に変わる年代でもあります。

腸にいい習慣を続けると、発酵食品や植物由来エキスの力を素直に吸収しやすくなり内側から肌が作られます。

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