40代〜50代になると、体の変化は嫌でも感じます。
たとえば、眠りが浅く、疲れが残りやすい方も増えます。さらに、冷えや思考の冴えにくさを訴える方も少なくありません。
こうした不調が続くと、「水素吸入のようなケアで少しでも楽になれないかな…」と思う方もいるのではないでしょうか。
それらは年齢のせい、と片付けようと思えばできます。でも心のどこかで “このままじゃまずい気がする” と感じている方は多いはず。
私自身も、コロナ後遺症と更年期のダブルで、自分の体をうまくコントロールできない時期がありました。そんな中で出会ったのが「水素セラピー(吸入)」です。
今回は、私が水素セラピーを取り入れた理由、実際に感じたこと。そして同年代の方に伝えたい “正しい水素吸入の選び方” について、実体験を交えて紹介します。
私が水素吸入を始めた理由

コロナ後遺症の疲労と、更年期のゆらぎが重なり、体も心も落ち着かない日々。
“どうすれば元の自分に近づけるのか”その答えをずっと探していました。
①コロナ後遺症で“毎日が重い”
“なんとなく調子が悪い” ではなく、
“明らかに何かがおかしい” という感覚。
・常に体が重い
・気圧で体調が左右される
・頭がぼんやりして働かない
・呼吸が苦しく疲れる
寝ても休んでも体が回復しない日が続き、
「このまま生活の質が落ち続けるのかな…」と不安になりました。
そんなときに、
「呼吸から取り入れる水素吸入がいいよ」
と聞き、興味を持ち始めました。
最初は半信半疑でしたが、
とにかく何かしないとダメだ、と背中を押された瞬間でした。
②更年期で自律神経が乱れる
女性は、40代後半に入ると、ホルモンの揺らぎも加わります。
・眠りが浅く何度も起きる
・気分が不安定になる
・冷えが強まる
・肩こり首こりが取れない
・やる気が出ない
更年期は見えない不調が多く、「気のせいかな?」と無理をしてしまいがちです。
しかし実際は、体の内側で大きな変化が起きています。そんな時に強く感じたのが、“呼吸”と“腸内環境”の両方が乱ると、更年期の揺らぎはさらに大きくなるということでした。
呼吸の浅さは自律神経を乱し、腸内環境の乱れは、ホルモンバランス・免疫・メンタルに直結します。
そこで私は、水素吸入のように呼吸を整えるケアと、発酵の力で腸を整えるケアの両方を意識するようになりました。
③“巡りの悪さ”に気づいた
そして、色々試しました。
運動、ストレッチ、ハリ治療、食事改善、サプリ、漢方薬…。
もちろんどれも大事で、一定の効果はありました。
でも、どうしても“あと一歩のスッキリ” が戻ってこない。
そんな中で気づいたのが、「呼吸が浅いまま生活している」という事実。
呼吸が浅い → 酸素不足 → 血流が滞る → 自律神経が乱れる。この流れがずっと続いていたのだと思います。
さらに同時に感じていたのが、“腸の働き” の落ち込みでした。
更年期・ストレス・疲労が重なると、呼吸だけでなく、腸も一緒に弱っていきます。
腸内環境が乱れると、
・ホルモンバランス
・免疫
・メンタル
・巡り
すべてに影響し、回復しづらい体になっていきます。
つまり、呼吸(=自律神経)と腸(=発酵の力)の両方が落ちていたら、何をしても整いづらい。そのことを強く実感し試したのが水素吸入です。
同時に、腸の巡りを整える発酵のケアも意識し始め、呼吸と腸のダブルで整えることが、やっと “戻ってくる感覚” につながっていったと今なら言えます。
発酵ケアの記事⇒ゆらぎ世代を支える「発酵と桜」の力に気づいたとき
水素吸入がなぜ40代〜50代の不調に合うのか

呼吸の浅さ、自律神経の乱れ、体内の巡りの低下—。これらが重なり合うことで、40〜50代の不調は一気に表面化しやすくなると言われています。
こうした“巡りの落ち込み”を立て直す方法のひとつとして、ゆらぎ世代に相性が良いのが 水素吸入 です。
鼻から吸って全身へ巡る“仕組み”が理にかなっている
水素吸入は特殊なことをするわけではありません。“呼吸の延長”のようなケアです。
鼻から吸った水素は肺へ入り、動脈血に乗って全身へ流れます。さらに、軽い分子のため脳にも届くと言われております。「頭がスッキリする」「視界が明るい」と感じる人が多い理由もここにあります。
そして、40〜50代は、酸素・血流・自律神経のバランスが崩れがち。そのうちの一つでも整うと、体は驚くほど変わり始めます。
呼吸が深まり、自律神経が整いやすくなる
水素吸入をすると多くの人が言うのが「呼吸が深くなった」という声。
これは、吸入中にリラックスが起こりやすく副交感神経が優位になるためと考えられます。
そして、呼吸が深くなると…
✔ 寝つきが良くなる
✔ 頭の重さが取れやすい
✔ 手足が温まりやすい
✔ 体の力みが抜けて巡りが良くなる
40〜50代の課題にピタッと当てはまるのです。
アスリートや歌手が取り入れている“コンディショニング法”
実は意外と知られていませんが、
水素吸入はプロの世界では普通に使われています。
✔ 大谷翔平選手が水素吸入をしていると言われている
✔ 歌手が喉ケアや疲労回復に使う
✔ 俳優やアスリートがパフォーマンス維持に利用
“体が資本”の人が採用しているという事実は、私たち40〜50代にも強いヒントになります。
パフォーマンス=疲れにくさ・集中力・巡り、これらは年齢に関係なく必要なものだからです。
後悔しない水素吸入の選び方

水素吸入はどれを選んでも同じではありません。水素濃度・安全性・純度が全然違います。
① 機種の選定は重要です。
機種によって・水素濃度・水素純度・酸素との比率・吸入効率・安全性がまったく違います。
安価な機種と高濃度機では、体感が“別物レベル”で変わることもあります。
私はここを徹底的に調べて、信頼できるエビデンスを持つ機種だけを選びました。
大事な体に取り入れるものだからこそ、“質の良さ” は絶対に外せないポイントです。
②店舗の高濃度機 vs 家庭用長時間機の違い
よく質問されるのが「自宅でもできるの?」という点。できます。ただし目的が違います。
■ 店舗(高濃度・短時間)
・疲労回復・睡眠改善・冷え・コロナなどの感染症の後遺症・美容目的
「今の不調を整えたい」という人に向いています。
■ 家庭用(低濃度〜中濃度・長時間)
・毎日の健康維持・ゆるやかなケア・長時間でじっくり吸いたい方向け
両方に良さがありますが、「短時間で濃く」or「長時間ゆるく」どちらが自分に合うかで選ぶのがベストです。また、頻繁に水素吸入に通えない方には 家庭用も提案しています。
③40〜50代の“続け方”のコツ
水素吸入は、1回でもスッキリ感が出る人はいますが、ベースとしては“積み重ねタイプ”のケアです。たとえば…
- 週1〜2回(最初の1〜2ヶ月)
- 慣れてきたら週1回
- 家庭用は毎日60〜120分
こんなペースが続けやすいです。
私自身、更年期とコロナ後遺症で体が大きく揺れていた時期、“呼吸(=水素吸入)”と“腸内環境(=発酵の力)”の
両方を整えることが、自分にとって大きな支えになりました。
40〜50代は、呼吸も巡りも腸内環境も一緒に落ちやすい時期です。どれかひとつだけではなく、体の内側と外側をバランスよく整えることが、毎日のラクさにつながっていくと感じています。
呼吸と腸の両方を整える大切さを実感したことがきっかけで、今では同じ悩みを持つ方の力になりたいと思い、巡りケアのサロンも始めました。
まとめ
水素吸入は魔法ではありません。
でも、40〜50代が抱える・呼吸の浅さ・疲れの抜けなさ・冷え・睡眠の乱れ・自律神経の不調に寄り添うケアだと実感しています。
私はコロナ後遺症と更年期の不調で落ち込んだ時期に、水素吸入という選択肢に出会いました。そして“体を整えると心が戻る” という大切な気づきを得ました。
この記事で紹介した水素吸入も、そんなケアの選択肢のひとつです。必要な方に、少しでも届きますように。
