アラフォーやアラフィフの年代に入ると、眼精疲労や目の不調が目立つようになります。
眼精疲労は、全身にさまざまな症状を引き起こすことがあり、深刻な健康問題に発展することもあります。
最近は、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、生活環境の変化が目の疲れの主な原因となっています。
また、疲れ目が一般的な悩みとなっており、多くの人がその影響を受けているでしょう。
この記事では、眼精疲労の症状や対策、目の不調について詳しくお話しします。
眼精疲労と目の不調の症状
眼精疲労は、目の不調や疲労だけでなく、さまざまな症状を引き起こします。また、その症状は主に目の症状と全身症状に分けられます。
わたしは、アラフォーに入ってから目の不調が目立つようになりました。
さらに、眼精疲労が続くと、頭痛や肩こりなどの症状が出てきて、かなり悩まされたこともありました。
目の不調に関する症状
眼精疲労の症状には、目の乾燥や充血、目の疲れや重だるさ、などがあります。
さらに「遠くが見えにくくなる」「まぶしさを感じやすくなる」といった症状も起こることがあるでしょう。そのため、遠視や近視などの視力の変化も現れることがあります。
眼精疲労から全身の症状
眼精疲労が続くと、全身にさまざまな不調が現れることがあります。
目の不調によって引き起こされる全身の症状には、頭痛や肩こり、吐き気、めまい、背中の痛みなどが含まれます。また、姿勢の悪さもその原因の一つと考えられています。これらの症状は日常生活に影響を与えることがあるため、適切な対策が必要です。
つかれ目から精神的な症状
目の不調だけでなく、全身に影響を与え、精神的なストレスを引き起こす可能性もあります。
ストレスは、集中力や注意力を低下させることが考えられます。その結果、イライラやストレスが増すこともあるでしょう。また、睡眠の質が悪くなることで、生活全体の満足度が低下することも考えられます。さらに、これらの症状は、視覚的な疲れや自律神経の乱れが関係していることもあるでしょう。
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眼精疲労と目の不調の原因
眼精疲労と目の不調の原因はさまざまです。
目の健康状態や生活環境、ストレスなどが関係していて主な原因を挙げると以下のようになります。
長時間のデバイスを使用することも目の疲れを招きやすくなります。
また、適切な休憩を取らずに作業やゲームなどに没頭することも眼精疲労を引き起こす要因の1つです。
目の不調・外環境要因
デジタルデバイスの普及により、若年層から高齢層まで幅広い年齢層で目の不調が増加しています。特に、長時間画面を見ることが多い方はリスクが高いと言われています。長時間見続けることで、ブルーライトの影響を受け、目の疲れが生じやすくなります。
また、眼精疲労を引き起こす環境要因には、次のようなものがあります。
- パソコン、スマートフォン、タブレットなどの長時間使用
- 照明が不十分な場所での作業や、不適切な姿勢での読書や作業
- 冷暖房による刺激や空調の風向き、乾燥した環境や換気の悪い場所
- 長距離の運転や細かい作業など
厚生労働省(令和3年3月に改定)
「テレワークの適切な導入および実施の推進のためのガイドライン」を参考にしてみてください。
目の不調・内環境(心的要因)
ストレスは眼精疲労の原因の一つとして挙げられます。ストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが乱れ、目の疲れやドライアイなどが引き起こされることがあります。さらに、心的要因が眼精疲労に及ぼす影響は大きく、さまざまなストレス要因が関与していることが考えられます。
- 仕事などのプレッシャーやストレス
- 家族や友人との関係に関する問題や悩み
- 不規則なライフスタイルや我慢
- 疲労や集中力を必要とする業務
- メンタルの不調や不安感
これらの要因は、目の疲れや不調を引き起こす一因となることがあります。しかし、心身のバランスを整えることやストレスを解消することが、眼精疲労の軽減につながることが多いです。
ストレスマネジメントなどの対策を積極的に取り入れましょう。
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目の不調と視力の関係
近視や遠視、乱視といった視力の問題は、眼精疲労に大きく影響します。
また、視力が適切に矯正されていないと、目にかかる負担が増します。そのため、眼精疲労を引き起こす可能性が高まるでしょう。特に、年齢とともに進行する老眼にも注意が必要です。これらの視力の問題は、眼精疲労を引き起こすだけでなく、視力の低下を招く危険性もあるでしょう。
目の病気が関係する
眼精疲労と目の不調の原因となる目の病気には、以下のようなものがあります。
病気 | 説明 |
---|---|
ドライアイ | 涙液の量が減少し、目が乾燥する病気。眼精疲労を引き起こしやすくなります。 |
緑内障 | 眼圧が上がり、視神経が障害される病気。眼精疲労の原因となります。 |
白内障 | 水晶体が混濁し、視力が低下する病気。眼精疲労を引き起こす可能性があります。 |
加齢黄斑変性 | 加齢によって網膜の中心にある黄斑に異常が生じる病気です。 |
これらの症状が気になる方は、専門医の診断を受けることが重要です。
適切な対策で眼精疲労と目の不調を改善する方法
対策には、生活習慣の改善や作業環境の整備など、さまざまな方法があります。
また、適切な対策を組み合わせることで、目の不調を改善できるでしょう。
眼精疲労にはライフスタイルの改善
目の疲れを軽減するためには、健康的な生活習慣を心がけましょう。眼精疲労や目の不調、全身の疲れを軽減できます。また、ストレスのコントロールも重要で、以下のような生活習慣の改善が効果的です。さらに心身ともにバランスを整え、適切な休息をとることが、眼精疲労を予防し改善するために役立ちます。
- 運動を適度に行い、しっかりと休息を取り、質の高い睡眠を確保することが重要です。
- 目の健康のためには、バランスの取れた食事や栄養を意識的に摂ることが大切です。
- ストレスを軽減するための方法を取り入れていきましょう。
作業環境の整備で目の不調対策
長時間デバイスを使うことが多いことが眼精疲労の主な原因の1つです。
パソコン、スマートフォン、タブレットなどを使用する場合は、20分に1度、20秒間目を休める「20-20-20法」を実践することが効果的です。さらに、目の不調対策には、以下のような作業環境の整備が不可欠です。
- 作業環境での照明を見直し、快適な明るさを確保しましょう。
- デスクでの作業時には、正しい姿勢を保ち、適切な距離を意識しましょう。
- ディスプレイの明るさや角度を調整して、目の負担を軽減します。
- 空調の風向きを調整し、乾燥から目を守る工夫をしましょう。
- 定期的に小休憩を取り入れて、リフレッシュすることが大切です。
眼精疲労の予防:厚生労働省のガイドライン
厚生労働省は、眼精疲労の予防のために、以下のガイドラインを推奨しています。
- 一連続作業時間が60分を超えないようにする
- 作業と作業の間には10~15分の作業休止時間を設ける
- 1~2分の小休止を一連続作業時間内に1回~2回程度設ける
上記の対策をしっかりと講じることが大切です。目の負担を軽減し眼精疲労を防ぐことができます。
眼精疲労と目の不調に効果的なアイケア
眼精疲労は目に大きな負担をかけるだけでなく、ストレスを引き起こす要因にもなります。したがって、アイケアで改善策を講じることが非常に重要です。
適切な眼筋トレーニングやサプリメントなどを積極的に取り入れることで、症状の軽減や予防に効果が期待できます。
目の不調に眼筋トレーニング
眼精疲労の問題にしっかり対処できるCATCH I(キャッチアイ)を使って、クリアな視界を取り戻しましょう。また、眼精疲労による不調だけでなく、首や肩のこりを和らげる効果もあります。自宅で眼筋を鍛えることもとても効果的です。
CATCH I(キャッチアイ)は、独自のEMS技術を駆使しています。この技術を使ったマシンは、ミールウェーブで眼筋(外眼筋・眼輪筋)をトレーニングします。 さらに、CATCH I専用に開発されたオリジナルの粘着パッドを使用します。このパッドを使って、眼球にある6つの外眼筋をストレッチします。
商品については以下のURLをクリックしてご覧下さい。
サプリメントで目の不調を改善
目の不調には、年齢と共に減少するルテインとゼアキサンチンを毎日しっかりと補うことが不可欠です。
「えんきん」は、ファンケルの高度な製剤技術を駆使して作られています。眼精疲労や目の不調に対して効果的にアプローチします。また、1日分の機能性成分を1粒に凝縮しているのが特徴です。 そして、ルテインとゼアキサンチンは、網膜の黄斑部に自然に存在し、光から目を守る重要な成分です。しかし、40代から50代にかけてその量は大きく減少します。さらに、これらの成分は体内で合成したり蓄積したりすることができません。
眼精疲労のケアに目元の血流
眼精疲労は、パソコンなどのディスプレイを長時間見続けることによって引き起こされる症状の一つです。
軽く目元をマッサージすることで血行が促進され、目の疲れが軽減されます。さらに、温湿布を行うことで目の疲れを和らげることもできます。温湿布を使う際には、ぬるま湯で絞ったタオルを目に載せることでリラックス効果が期待できます。
また、蒸気のアイマスクやアイピローなども眼精疲労におすすめの商品です。ドラッグストアやネットショッピングなどで販売されているので、ぜひ活用してみてください。
眼精疲労と目の不調に対するケア方法
日常生活での適切なアイケアや休憩を行うことで、眼精疲労による影響を最小限に抑えることができます。
セルフケアを実践することで、眼精疲労や目の不調を軽減し、目の健康をサポートすることができます。
眼精疲労と目の不調に対するセルフケアの方法についてお伝えいたします。
おすすめのツボ押し
目の疲れや眼精疲労に効くツボを紹介します。日頃からこまめにツボ押しで疲れ目のケアをおこないましょう。
point①睛明(せいめい)は、目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみの部分です。視力回復、かすみ目、充血、目の痛み、頭痛、鼻水、鼻づまりの改善に効果が期待できます。
- まぶたを閉じて親指と人差し指で鼻根をつまむようにする。
- 眼球を押さないように、鼻の骨に向かって押す。
point②魚腰(ぎょよう)は、黒目の真上で眉毛の真ん中あたりにあるくぼみです。ドライアイ、まぶたの疲れ、腫れ、目の充血、頭痛の改善に効果が期待できます。
- まぶたを閉じて、指の腹を眉の少し下から上の方に向けてツボに当てる。
- ゆっくり押して、ゆっくりゆるめる。(眉をほぐすイメージです)
わたしはテーブルやデスクに両肘をついて、両手の親指でpoint①やpoint②に圧をかけて押しています。簡単なので試してみて下さい。
眼精疲労に大事なポイント
疲れ目や目の不調には、以下のポイントがとても役立ちますので、ぜひ試してみてください。
- 1時間ごとに目を休ませることを心がけましょう。
- 休憩中は、遠くの景色を見ることで目の筋肉をリラックスさせることができます。
- 目を上下左右に動かしたり、目をしっかり閉じてから開く運動をすると良いでしょう。
- ドライアイが気になる場合は、目薬を使って乾燥を防ぐことが大切です。
- 瞑想などのリラックス法を取り入れることも役立ちます。
- デパイスの使用には、ブルーライトカットのメガネを活用しましょう。
疲れ目には頭皮マッサージ
眼精疲労を和らげるためには、頭皮マッサージがとても効果的です。頭皮の血流を良くし、目の疲れをリフレッシュするのに役立つでしょう。また、ヘアサロンや専門のヘッドマッサージ店を利用するのも良いアイデアです。目の疲れを軽減し、ストレスを解消することで、眼精疲労の改善に繋がります。ぜひ、定期的に頭皮マッサージを取り入れて、健康な目と心を維持してください。さらに、アンチエイジングにも効果的でおすすめです。
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目の不調や眼精疲労の治療
対策やケアを行っても改善しない場合は、専門家に相談することをお勧めします。また、症状に応じた適切な治療を受けることが重要です。
眼鏡やコンタクトレンズ
近視や遠視、乱視による目の疲れを防ぐためには、適切な眼鏡やコンタクトレンズを使用しましょう。
目の不調を和らげることができます。また、ブルーライトカットレンズを取り入れることも大切です。さらに、視力の変化に応じて、定期的に眼科で検査を受けることも重要です。
眼科による治療
眼精疲労の症状が持続する場合は、眼科医の診断を受けることが重要です。
原因となる病気が隠れていた場合も適切な治療につなげることができます。 また、仮に原因が不明であっても、ビタミン配合の内服薬や目薬などを処方してもらうことで症状が改善されることもあります。
まとめ
眼精疲労は、現代社会において避けられない問題となっています。さらに、目の症状だけでなく、全身にも影響を及ぼす深刻な症状であることを理解し、早期発見と適切な対策が重要です。
また、生活習慣の改善や作業環境の整備、専門家による治療など、様々な対策を組み合わせることで、眼精疲労の予防と改善が期待できます。
そして、目の健康は仕事や日常生活の質を左右する大切なものです。
眼精疲労への適切な対処は、健康的な生活を送る上で欠かせません。