コロナ後遺症とは、コロナウイルスの回復後にさまざまな不調に悩まされる症状で、長期症候群といわれています。
ほとんどの方は時間経過とともに改善しますが、なかなか回復しないという方も少なくありません。
現在、コロナ感染が終息に向かっています。しかし、後遺症が完全になくなるかは現時点では断定できていません。
そして、一部の方は感染後に疲労感や息切れ、記憶障害などの症状が持続する「長期症候群」に苦しんでおられます。
そこで今回は、コロナ後遺症に悩む方々に向けて、回復に向けてのアドバイスや対策法をご紹介いたします。
感染後に悩むコロナ後遺症とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した後、多くの方は時間が経つにつれて症状が良くなります。
しかし、まだ解明されていないことが多く、一部の方には長引く症状(後遺症)が見られることがわかっています。
私の場合、感染後に呼吸が苦しくなり、嗅覚が鈍くなったり、倦怠感や不眠、集中力の低下が主な症状でした。
そのため、仕事に戻るまでに1カ月以上かかりました。さらに、完全に体調が戻るまでには1年を要しました。
疲れや倦怠感が続く
コロナウイルス感染後、回復したと思っても、しばらくしてからさまざまな不調が複数見られることがあります。
疲れや倦怠感はコロナ後遺症の代表的な不調です。家事や普段の生活で行っていたことがつらく感じられます。少し動くだけで息が切れるなど、さまざまな影響が現れます。また、日常生活に支障を与えることもあり、仕事・家事・勉強がうまくこなせないというケースも目立ちます。ときには動けないほどの強い疲労感や体力の低下が続くことがあるでしょう。
家の中の階段を上っただけで息切れすることもありました。
ブレインフォグ(思考力・集中力の低下や記憶障害)
コロナ感染後に「思考力や集中力が低下した」と感じる人は多いです。
仕事や勉強などで集中が必要な場面で、思うように作業が進まず不安になることがあります。熱や咳などの体調不良から解放されても、元通りの生活を送ることができずに悩むケースもあるでしょう。また、ブレインフォグと呼ばれる「頭の中にフォグ(霧)がかかったような状態」で、記憶力などが低下します。そんな方は、外出時にスケジュール帳を持ち歩きましょう。
おすすめは、どんな時でもメモを取ることです。
メモをすることで、思考が整理されます。
デスクの周りには、たくさんの付箋を貼っていました。
また、自宅の冷蔵庫には電子メモ帳を貼ると、視覚的にも効果的です。
コロナ感染後に不眠や寝不足
コロナ感染後は体調不良から不眠や寝不足に陥ることがあります。
寝つきが悪くなったり、深い眠りが得られず、疲れが取れないなど、常に疲労状態が続いた感じです。早く寝たと思っても夜中に目が覚めるなど、深刻な問題を抱える人も珍しくありません。本格的な不眠症になる前に寝不足の対策が必要です。
関連記事:不眠の悩み?40代以上の女性!眠れない症状と原因・改善と対策。
呼吸困難・息切れ動悸
呼吸器系に影響を与えるコロナウイルスに感染したことで、呼吸困難や動悸(どうき)などが出る場合があります。
肺機能の低下により、不快な感覚「息切れ」や「息苦しさ」などが続くことがあります。また、日常生活に支障が出ることもあると言われています。そして、コロナ感染をきっかけに気管支炎やぜんそくになる場合もあります。
悪化傾向にある場合や気になる方は、早期にかかりつけ医に相談しましょう。
味がしない・匂いがしない
コロナ感染後に「味がしない」「匂いがしない」と感じ悩んでいる人は多いようです。さらに、コロナ後遺症として数カ月後に症状が発現する方も…
- 食べ物や飲み物の味がしない・感じられない。料理が薄味に感じたり、味覚障害の可能性があります。味を感じなくなると食欲がなくなり、つらいでしょう。
- お料理の匂いがしない・匂いを感じられない。日常生活の中にある「匂い」は、危険を知らせてくれるサインです。また、身を守ることができる機能でもあります。生活での匂いがしないと心配です。
嗅覚と味覚は、密接な関係があり、コロナ感染後に「味覚障害と嗅覚障害」とダブルでの不調もあります。匂いや味わいを大きく損なうだけでなく、生活にも支障をきたしてしまいます。
コロナ後遺症とメンタル不調
コロナ後遺症は、体の不調だけでなく、心の健康にも影響を及ぼすことがあります。
感染によるストレスや心理的な負担が、不調の一因となることもあります。これらの問題に対処するためには、適切な対策を講じることが大切です。そのため、心のケアを忘れずに行いましょう。友人や家族と話すことで、気持ちを整理することができますし、必要であれば専門家のカウンセリングを受けるのも良い選択です。
また、オンラインカウンセリングを利用すれば、いつでも気軽に有資格の心理カウンセラーに相談できます。
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コロナウイルス感染後の「体調不良の理由」
現在、研究や臨床データの蓄積は進んでいますが、後遺症に関する詳細な情報は今でも不明な点が多い状況です。
また、不調の原因もまだ完全に解明されていませんが、以下のような要因が考えられています。
とにかく原因がしりたい!
そう思い色々調べてみました
免疫系の過剰な反応
感染後に炎症や異常な免疫反応が続くことで、体調が悪化することがあります。
コロナウイルスに感染すると、免疫系が過剰に反応し、体に不調をもたらすことがあります。これを「サイトカインストーム」と呼びます。このような過剰な免疫反応が体調不良の原因となるのです。
神経系への影響
コロナウイルスは神経系にも影響を及ぼすことがあると言われています。
感染後に神経系に何らかの障害が生じて、不調を引き起こすことも考えられます。また、コロナ感染後に神経系に影響が出る可能性があるという報告もあります。神経系に不安がある場合は、早めに医師の診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。
コロナ感染後の回復力
コロナウイルスに感染すると、体内でかなりのエネルギーが消費されます。そのため、感染後は体の回復力が落ちてしまい、すぐに疲れを感じることがあります。これがコロナ後遺症と呼ばれるものです。
しかし、これはコロナウイルス感染症だけでなく、他の病気でも同じことが言えます。体の回復力を保つためには、十分な休息と栄養が必要です。
無理をせず、しっかりと休むことを心がけましょう!
そうすることで、体の回復力を向上させることができますよ。
副腎皮質ホルモンの低下
コロナウイルス感染後に、副腎皮質ホルモンの分泌が低下することがあります。
このホルモンは、ストレスや疲労感に対して反応する役割を持っています。副腎皮質ホルモンが低下することによって、コロナ感染後の不調が生じる場合もあります。副腎皮質ホルモンの低下については、ストレスや過労、栄養不足が原因となり、副腎機能低下症候群などの症状が現れる可能性があります。
コロナ後遺症から回復するための栄養とサプリメント
人それぞれ不調の内容は異なるため、回復の手段も個々に違ってくるでしょう。また、回復のプロセスもさまざまです。したがって、その時々の状況に応じて適切な対策を講じることが大切です。
私の日常生活で取り入れていた回復の方法をいくつかお話ししますね。
コロナ後遺症は症状が変わりやすいので、体調に応じて対策を見直すことが大切でした。
ウイルスウイルス感染後の栄養バランス
コロナに感染した後は、疲れやすくなったり、食欲が落ちたりすることがあります。
そのため、体を修復し回復させるためには、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。特に、タンパク質やビタミンC、D、Eなどの栄養素を意識して摂取しましょう。また、食事の時間や量にも注意を払い、規則正しい食生活を維持することが重要です。
DHCやドラッグストアでは、多種多様な栄養補助食品を見つけることができます。
食事だけでは必要な栄養をしっかり摂るのが難しいこともありますよね。
そんな時は、サプリメントや栄養補助食品をうまく取り入れて、不足している栄養を補うと良いでしょう。
コロナ感染後の味覚異常に亜鉛
亜鉛は味覚異常にも良い成分とされ、注目されています。
また、味覚障害はコロナ以外の原因でも起こります。亜鉛が豊富な食品には、豚肉、牛肉、鶏肉、貝類、大豆製品などの動物性タンパク質やレバー、えびなどが含まれています。また、ナッツや種子類も良い亜鉛源です。食事だけでは十分な亜鉛を摂取することが難しいでしょう。もし、味覚に異常を感じている場合や不足する分はサプリメントを上手に利用して補っていきましょう。
グルタチオン
グルタチオンは、免疫調節作用や還元力があり、保護する役割を果たします。そして、回復に期待できるグルタチオン(その前駆体であるN-アセチルシステイン)は、美容点滴や美容の注射でも有名ですよね。
ウイルス感染の対策や保管におすすめなのは、錠剤(タブレット)やソフトカプセルのタイプです。また、グルタチオンを効率的に摂取できる「リポソーム技術の飲むグルタチオン」もおすすめです。しかし、冷蔵庫保管が必要でサプリメントよりも高額になります。
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そのため、即効性のあるリポソーム技術を活用したドリンクタイプを選びました。今でも冷蔵庫に置いてあります。
コロナ感染後にケルセチン
ケルセチンは抗ウイルス作用も期待されています。特にコロナ感染後の体調改善に役立つ栄養素として注目されています。さらに、ケルセチンは疲れやだるさを軽減する効果も期待されています。
食事では赤ワインや赤い果物、特に赤玉ねぎからケルセチンを摂取できます。しかし、ケルセチンは水に溶けやすく、吸収があまり良くないとされています。最近では、サプリメントとしても多くの会社から販売されています。 また、市販で手に入らない商品はiHerbで探すのが良いでしょう。信頼できる健康や栄養のブランドが1,200以上あります。季節の変わり目に、溶けるペレットなどもおすすめです。
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とくに、コロイダルシルバーはおすすめです。
コロナ後遺症の軽減とストレス対策・アドバイス
ストレスの対策には、リラックスする音楽も効果的です。
コロナ感染後の不調に対する研究やサポートも進められており、家族や医療従事者の理解や支援が重要です。
体調に異変を感じた際には、早めに医療機関を受診してください。
コロナ感染後の体調不調
コロナ感染後には、呼吸器症状や疲労感などの代表的な不調だけでなく、さまざまな症状が報告されています。
その中には、味覚や嗅覚の異常、関節痛、筋肉痛、頭痛、不眠、注意力集中の低下、心身の疲労感、不安やうつ症状などが含まれています。さらに、中長期的には、心臓や脳、肺、腎臓などの臓器に影響を及ぼすという報告もあります。これらの不調は、個人によって症状や重症度が異なるため、個別の症状に合わせた適切なケアや治療が必要となります。
これらの症状が数週間や数か月にわたって持続することがあります。
どうしても休めないときや、疲労感がつらいときは医療機関でビタミン注射も効果的です。
コロナ後遺症の対策に「心のケア」
さまざまな症状の変化などで心理的な負担があるでしょう。気分の落ち込みや不安感を軽減するためには、ストレスをため込まず、適切にコントロールすることが重要です。
必要に応じて専門家の助言を仰ぎつつ、自身のペースで回復に向けた取り組みを行っていくことが大切でしょう。
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コロナ感染後の寝不足解消
コロナ感染後は、疲れやすさと同時に不眠が現れる場合があります。
そのため、ストレス対策と十分な休養をとることが重要です。良い寝具や就寝時間を守り、日中の活動を調整することで、自然な眠気が生じるようにしましょう。たとえば、リラックス効果がある音楽や入浴、ストレッチ、アロマディフューザーなどが睡眠不足の解消に効果的です。
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適度な運動を心がける
コロナウイルスに感染した後、回復してもさまざまな体調不良が続くことがあります。しかし、そんな不調に負けずに適度な運動をすることが大切です。
徐々に体力を取り戻すためには、軽い運動が効果的です。特に、自宅でできるヨガやストレッチ、踏み台昇降などの運動が推奨されます。ただし、無理をしないことが重要です。激しい運動は避け、体に負担をかけない範囲で軽い運動を心がけましょう。
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また、必要に応じて医師との相談やケアを受けることが大切でしょう。
まとめ
コロナ後の不調は、新型コロナウイルス感染の後の不調のことで、疲れやめまい、不眠や集中力の低下など、さまざまな不調が現れます。
サプリメントを活用する方法もあります。ビタミンD・C、亜鉛、EGCg、ケルセチン、グルタチオン、抗酸化サプリなどが緩和につながると言われています。
また、不調を改善するためには、以下のような対策が効果的です。
適切な栄養摂取・適度な運動・規則正しい生活リズムを整える・寝不足を解消する・心のケアをする・無理をしない。
ただし、回復状況によって対策は異なります。そして、医師と相談しながら自分に合った方法を取り入れていくことも重要です。何よりも、無理をせずに回復に向けて取り組んでいくことが大切です。