40代に入った頃から、ふと気になることはありませんか?
「なんだか肌のハリが落ちてきた気がする」
「疲れて見える日が増えた」
実はこれ、“年齢のせい”だけでは片づけられないことが多いんです。
40代の体の内側では、ゆるやかにいくつもの変化が進みます。
スキンケアも大切。でもそれだけでは追いつかない日があるのも事実です。
日々の小さな乱れの積み重ねが、ある日ふっと「顔」に出てくる。
今日は、40代のハリ不足の背景にある4つの理由と、今日からできる整え方をまとめます。
肌のハリ低下は“ホルモンの揺れ”だけじゃない

40代になると、女性ホルモン(エストロゲン)の低下がよく話題になります。
もちろん影響はあります。けれど、ハリ不足の原因はそれだけではありません。
私が実感しているのは、次の4つが重なると「急に老けた気がする」が起きやすいということです。
①肌の土台をつくる“材料”が足りない
若い頃は、多少無理をしても「寝れば回復」していた。
でも40代は、そう簡単に戻らない日が出てきます。
それと同じで、肌の土台(コラーゲン・エラスチン)も同じです。それは、肌の土台を作るための材料が足りにくくなるから。さらに、たんぱく質不足や代謝の低下、糖質の摂りすぎ(糖化)が重なると、弾力が落ちやすくなります。
「急に老けた気がする」と感じるのは、こうした不足があるところへ、生活の負担が重なって一気に表面化するからです。
②巡り(血流)が落ちて、栄養が届きにくくなる
40代の悩みに多い、肩こり・冷え・むくみ。
これって実は、“巡り(血流)”が落ちているサインでもあります。
血流が落ちると、肌に必要な酸素や栄養(ビタミン、アミノ酸など)が届きにくくなる。
すると、こんな変化が出やすくなります。
- 肌がしぼんだように見える
- 顔色が冴えない
- 夕方に「疲れ顔」になる
スキンケアを頑張っているのにハリが戻らない…という時は、外側より先に「巡り」に目を向けた方が早いことがあります。
③ストレスで“ハリのスイッチ”がオフになる
ストレスが続くと、回復力が落ちて表情が固くなりやすい。
40代以降は「肌だけ」ではなく、自律神経の乱れも一緒に整える視点が大切になります。
- コラーゲンの産生が落ちやすい
- 回復のスピードが遅くなる
- 肌がこわばり、表情が疲れて見える
さらにストレスは血行にも影響するので、目元・口元の変化が出やすくなります。
40代以降は「化粧品だけ」では足りなくなるのは、こういう理由なんですよね。
③腸が乱れると、肌の“受け取り力”が下がる
腸は、食べた栄養を吸収して全身に届ける場所。
しかし、40代以降は腸の動きや消化力が落ちやすく、生活が忙しいほど腸が疲れがちです。
そして、腸が乱れると、
- たんぱく質やビタミン・ミネラルの吸収が落ちて、肌の材料が足りなくなる。
- なんとなく不調や気分の落ち込みが増え、表情が疲れて見えやすくなる。
といった形で、ハリ不足につながることがあります。
「良いものを食べているのに肌が変わらない…」という時ほど、腸のコンディションを見直す価値があります。
今日からできる「整え方」4つ

ハリが落ちたと感じると、スキンケアを増やしたくなりますよね。
もちろんスキンケアも大切です。けれど、ゆらぎ世代は外側より先に「内側の土台」が乱れていることも少なくありません。

だから私は、まず 体が回復しやすい状態に戻すこと を優先しています。
ここからは、今日からできる整え方を4つに絞ってまとめます。
①たんぱく質を“朝か昼に”足す
肌のハリは、スキンケアだけで作られるものではなく、**体の中で「材料から作られる」**もの。
その材料の中心が、たんぱく質(アミノ酸)です。
40代になると、
- 以前より食事量が減る
- 朝はパンやコーヒーだけになりがち
- 夕食は作るけど自分は軽く済ませる
こういう理由で、気づかないうちに“材料不足”になりやすいです。
朝(ラクな順)
- ゆで卵 or 目玉焼き(1個)
- 納豆(1パック)
- ヨーグルト+きな粉(きな粉がポイント)
- 味噌汁に豆腐を足す
昼(コンビニでもOK)
- サラダチキン+おにぎり
- 焼き魚(鮭)+ごはん
- 豆腐・枝豆・ゆで卵のどれかを追加
- ツナ缶(油は軽く切る)+スープ
対策は簡単で、麺に「卵」「納豆」「豆腐」「ツナ」どれかを足すだけでOKです。
②温めて巡らせる
「夕方になると顔がしぼむ」「疲れて見える」
このタイプは、肌そのものより**巡り(血流・リンパ)**が落ちていることが多いです。
また、巡りが落ちると、肌に必要な酸素や栄養が届きにくくなって、顔色が冴えない、むくみやすい、ハリがない印象になる。という“見た目の疲れ”として出ます。
そのため、5分でできる「温め習慣」を実施してみてください。(どれか1つでOK)
A:首を温める(即効性が出やすい)
- 蒸しタオルを首の後ろに当てる(2〜3分)
- 使い捨てカイロを首の後ろ側(髪の生え際の下あたり)に当てる
B:肩甲骨を動かす(巡りスイッチ)
- 肩を後ろに10回まわす
- 肩甲骨を寄せてストンと落とす、を10回
※「運動」じゃなく“ほぐす”感覚でOK
③ストレス対策で“ハリのスイッチ”オフ
ストレスが続くと、回復力が落ちて表情が固くなりやすくなります。
だから40代以降は「肌だけ」ではなく、自律神経を整える習慣を一緒に持つのが近道です。
① 深呼吸(1分)
4秒吸って、6秒吐く × 5回。
吐く方を長めにすると体がゆるみやすく、顔のこわばりも抜けやすくなります。
② 夜のスマホ時間を10分だけ減らす(回復力を守る)
肌のハリは夜に作られます。寝る前に交感神経が上がると、回復が追いつきません。
まずは就寝30分前のうち「10分だけ」スマホを置くところからでOKです。
できれば照明も少し落とすと、さらに整いやすくなります。
③ 表情筋を1分動かす(疲れ顔リセット)
ストレスで表情が固まると、疲れて見えやすい。鏡なしでOKです。
口角を上げて「いー」と5秒 × 3回。
最後に、頬をふわっと持ち上げるイメージで軽く笑う。
“無理に笑う”のではなく、筋肉をゆるめる感覚でやってみてください。
私は、呼吸が浅くなりがちな時は「深呼吸+温め」に加えて、必要に応じて水素吸入で呼吸が整う感覚も取り入れています。
④腸の乱れが“肌のハリ”に直結する
腸は「第二の脳」と言われるほど、全身に影響を与えます。
そして40代以降は腸内環境が揺らぎやすく、肌のハリも“腸次第”で変わりやすくなります。
特に、便通の乱れ・お腹の張り・ガスが増える・甘いものがやめられないなどが続いている時は、腸が疲れているサインかもしれません。
こういう時って、肌も「なんとなくしぼむ」「くすむ」「元気がない」と感じやすいんですよね。
また、腸が疲れていると、どれだけ良い食事をしても吸収力が落ちやすく、肌の材料(たんぱく質・ビタミン・ミネラル)が不足しやすくなります。
つまり、**肌に良いことをしているのに変わらない時ほど、“受け取る力(腸)”**がカギになります。
さらに腸の乱れは、気分の落ち込みや表情の疲れにもつながりやすい。
だから私は、40代のハリ不足は「肌だけの問題じゃない」と感じています。
まとめ
40代に入ってから、“外側のケアだけでは追いつかない” と感じた人こそ、内側のめぐりを整える視点を持つとお肌の変化が早いです。
肌のハリは、化粧品だけで増えるというより、材料が入って、巡って、夜に回復できたときに戻りやすい。
そのため、まずは
①朝か昼にたんぱく質、②5分温め、③眠りを守る。この3つから始めるのがいちばん早いです。


